Simulink® とのインテグレーション


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プロセッサインザループ(PIL)シミュレーション
TRACE32 PIL
Simulink内でのデバッグ


Simulink® とのインテグレーション
  ハイライト
Simulink 用 JTAG ベースのプロセッサ・イン・ザ・ループ(PIL)
自動生成/手書きコードの双方に対応
プラグアンドプレイターゲットのサポート
バーチャル/ハードウェアベースのターゲットテスト対応
多くのツールチェーンエコシステムに対応
サポートチップ
 PXB4260, TC10GP, TC1100, TC1115, TC1124, TC1128, TC1130, TC1161, TC1162, TC1163, TC1164, TC1165, TC1166, TC1167, TC1182, TC1184, TC1191, TC1193, TC1197, TC1198, TC1337, TC1367, TC1387, TC1387ED, TC1724, TC1724ED, TC1728, TC1728ED, TC1736, TC1736ED, TC1746, TC1748, TC1762, TC1764, TC1765, TC1766, TC1766ED, TC1767, TC1767ED, TC1768, TC1775, TC1775B, TC1782, TC1782ED, TC1784, TC1784ED, TC1791, TC1791ED, TC1792, TC1793, TC1793ED, TC1796, TC1796ED, TC1797, TC1797ED, TC1798, TC1798ED, TC1910, TC1912, TC1920A,
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Support
テクニカルサポート



 

プロセッサインザループ(PIL)シミュレーション


    

PIL は、モデルベース設計において、下記の 2 つの重要なコンセプトを実現します。

  • システムの基本要件を満たした検証可能なモデル
  • モデルとソフトウェアの回帰テスト

PILは、単体テスト中のエラーや、設計上の欠陥を早期に検出するための強力な手法です。 PIL を利用して、可能な限り実ターゲット環境に近い環境で、ソフトウェアを検証することができます。モデルレベルにおけるテストケースは、モデルおよびオブジェクトコードの機能等価性が保証され、テストケースすべてを再利用可能です。

PIL シミュレーション中、モデルはターゲット上のオブジェクトコードと通信します。新しいテストケース毎に、ターゲットの内部ステート、ターゲット上のパラメータは初期化されます。各シミュレーションのステップ毎に、アルゴリズムの入力、出力が更新され、ターゲットとモデル間で転送されます。PIL を利用した検証は、下記のような様々なプラットフォーム上で実行することができます。

  • 製品版ハードウェア上
  • 評価ボード上
  • 仮想ターゲット上
  • コア/インストラクションセットシミュレータ上

PIL が正常に運用されている場合、ホストコンピュータ上のソフトウェアインザループ(SIL)テストと比較して、テスト結果の信頼性が大幅に向上します。この手法は、ISO 26262-6 (9.4.6)規格に適合したテスト手法になります。

 

TRACE32 PIL


    

Simulink には、PIL テストのセットアップを合理化するため、カスタマイズ可能なワークフローが用意されています。TRACE32 PIL は、この Simulink のプラグインとして提供されます。Simulink と TRACE32 PIL の組み合わせは、様々なターゲットプラットフォームをサポートしています。TRACE32 PIL により、TRACE32 のすべての機能をモデルベースのテストに利用できるようになります。この TRACE32 PILは、既存のツールチェーンにシームレスにインテグレーション可能です。

主要機能は以下の通りです。

  • プラグアンドプレイターゲットサポート
  • 自動生成/手動記述コードをサポート
  • 各種ツールチェーン用ビルトインサポート
  • IEC 61508 規格に準拠した単体テスト
  • オンザフライデバッグ

MATLAB R2010b 以降のバージョンでテスト済み

ハードウェアベースの検証

TRACE32 は、以下の主要アーキテクチャを含む約 80 のマイクロプロセッサ/アーキテクチャに対応しています。

  • TriCore
  • Power アーキテクチャ
  • RH850
  • Arm/Corte

ベースモジュールとアーキテクチャ専用プローブの組み合わせにより、ツールチェーンの再利用と、異なるターゲット環境への移植の容易性を実現しています。

PIL テストの間、TRACE32 はモデリング環境により抽象化レイヤーとして機能します。このため、ターゲットに対して一貫したアクセスが可能となり、ホスト、ターゲットそれぞれで専用の I/F を準備する必要がありません。また、基本的なデバッグ機能を備えたターゲットは、モデルベースでのテストにおいてもプラットフォームとして活用できます。さらに、TRACE32 が備える高度なデバッグ、トレース機能のすべてが利用できるようになります。

テストの仮想化

TRACE32 は、バーチャルなプロトタイプ、コアシミュレータ、ターゲットサーバなどのデバッグフロントエンドして利用することができます。共通の仮想化インタフェースにより、統一された GUI によりユーザに一貫したデバッグ環境を提供しています。

インストラクションセットシミュレータは、サポートしているほとんどのマイクロプロセッサアーキテクチャで利用可能です。

単体テスト

現在の安全性基準においては、単体テストが非常に重要視されています。しかし、コンピュータ上のみの単体テストは、実ターゲット環境上での検証の適切な代替にはなり得ません。このような単体テストプロセスにおける不十分な検証は、開発プロセス全体の検証時間、および費用の増加につながる可能性があります。

TRACE32 PIL は、IEC 61508 規格および、その関連規格(ISO 26262、DO-178C、EN 50128 など)の要件に準拠した単体テストのフレキシブルなソリューションです。さらに、Simulink の広範な単体テストフレームワークと互換性を持っています。

  • EZTEST® - Simulink & Stateflow によるテスト駆動開発

ワークフローのカスタマイズ

TRACE32 PILは、S-Function、Variant Subsystem などの基本ブロックのみに依存する柔軟なワークフローを提供しています。また、各種ブロックライブラリの利用も完全にサポートされています。このコンセプトにより、MATLAB およびコードジェネレータのバージョンへの依存性を低くしています。ワークフローは、グラフィカルユーザーまたは組み込みのコマンドラインインタフェースを介して完全なカスタマイズが可能です。

PIL テスト用のモデルの準備として、ターゲット通信のためのダイナミックインタフェースが自動的に補完され、ターゲットコードの構築後、ターゲットにロードされます。TRACE32 ユーザーは、コードジェネレーターとクロスコンパイラーを自由に選択できます。

ダイナミック PIL インタフェース

    

既存のソリューションが、PIL テストに適したインタフェースの生成するために、あらかじめ作成されたフックに依存しているのに対して、TRACE32 PIL では、まったく異なるアプローチを採用しています。また、手書きのソースコードをサポートできるようにするために、プラグインはモデルとソースコードの両方のインタフェースに対応したパーサーを備えています。このアプローチでは、インタフェースの分析を行い、ユーザーによる任意のインタフェース構成を可能にしつつ、動的にインタフェースを生成します。この最新のデバッグインタフェースの効果的な機能を利用し、TRACE32 PIL では、オブジェクトコードを再コンパイルすることなく、すべてのモデルパラメータを調整可能にしています。

インタフェース設定時に、ユーザーはソースコード関数とモデルのコールバックや変数のマッピングをカスタマイズすることができます。その後、モデルのコールバックを、関連する関数呼び出しやパラメータ初期化に変換するためのラッパー関数がマッピングデータから生成されます。このアプローチの強みは、コード生成プロセスへの依存性を最小限に抑えられることです。TRACE32 PIL がサポートしているコードジェネレーターは、次のとおりです。

 

Simulink内でのデバッグ


    

TRACE32 インテグレーションにより、Simulink モデル とTRACE32 間のネイティブデバッグが可能になりました。モデル要素を選択すると、TRACE32 内で関連するソースコードセクションに素早く遷移することができ、その逆も同様に遷移可能です。さらに、ブレークポイントを設定することにより、モデルレベルで実行されるシミュレーションをターゲット上のコードと同期して実行することが可能です。





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Last generated/modified: 01-Jul-2022