
以下のツール構成の場合、サンプリングポイントの自動設定がサポートされています。
- Cortex-M用uTraceとウィスカーMIPI20T-HS
- Arm用CombiProbe 2
- Arm用CombiProbeとウィスカーMIPI20T-HS
- PowerDebug PROとARMデバッグケーブルv5 (SWOのみ)
トレースクロック速度が上がると、パラレルトレースピンがサンプリングされたときの信号のミスアライメントのリスクが高まります。TRACE32オートフォーカステクノロジは、トレースポートのクロック周波数を検出するだけでなく、各ピンの最適なサンプリングポイントを調整してデータ信号のタイミングにおけるアライメントの問題を解消することができます。各信号が各ピンに対して有効なデータ(データアイ)を含むポイントは、TRACE32 PowerViewソフトウェアで表示できます。ジッター、立ち上がり/立ち下がりエッジに関する詳細情報も表示され、ユーザーは各信号のサンプリングポイントを手動で調整することができます。これらのサンプリングポイントを一度設定すると保存して、このターゲット上のツールの今後もリコールすることができます。
4-bit TPIUのデータアイの例
SWOのデータアイの例
SWOトレースでは、データ行は1行のみです。この行は、送信バイトの各ビットに1つずつ、合計8つの仮想チャネルに分けられます。
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