News - ローターバッハ社とウィンドリバー社の戦略的提携


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Höhenkirchen-Siegertsbrunn, 27-Mar-2015



ローターバッハ社がウインドリバー社と提携し、ウインドリバーオペレーティングシステムの全ての製品ラインナップをサポート

2015年2月 ヘーエンキルヒェン=ジーガーツブルン
マイクロプロセッサ開発ツールのトップメーカーであるローターバッハ社は、インテリジェントコネクティングシステム用のソフトウェアのグローバルリーダーであるウインドリバー社と連携し、全てのウインドリバーオペレーティングシステムとローターバッハ社の包括的デバッガの相互運用を実現します。

TRACE32®、ローターバッハ社のインサーキットデバッグとトレースソリューションは、Wind River Linuxの最新版、(Virtualization Profileを含む)VxWorks、VxWorks 653プラットフォームを含むウインドリバーオペレーティングシステムの最新版すべてをサポートしています。 ウインドリバー社の協力のもと、ローターバッハ社は「OS 認識」機能をウインドリバー社がサポートしているすべてのアーキテクチャ – すなわち、Intel x86/x64、Power Architecture、ARM (Cortex)、MIPS など - をターゲットにして構築に取り組み始めました。 両社は連携を密に取り、ツールのバージョンを合わせてラインナップしていきます。新しいOSバージョンの発売に合わせて、それに適合したデバッグソリューションも利用可能にしていきます。TRACE32ツールファミリは年内までにウインドリバーOSの旧バージョンもサポートできるようになる予定です。

TRACE32のデバッガは各ウインドリバーOSプラットフォーム専用のOS認識機能を提供します。認識機能を読み込むと、デバッガはタスク、セマフォ等のOSオブジェクトテーブルを表示し、各オブジェクトの詳細情報を提供します。さらに、スタックカバレッジは各タスクのスタック消費量の概観を表示します。インタープレテーションスタックフレームは、各タスクのコール階層を表示します。これには、タスクのプリエンプションを引き起こしたサービスコールも含まれます。デバッガは、ターゲットに常駐するソフトウェアを使用することなく、ターゲットメモリを読み込み、読み取るだけでこれらの情報を収集することができます。このため、デバッガはターゲットの状態を変えることはなく、デバッグルーチンをターゲット側に頼ることもありません。ハードウェアベースのデバッガとして、TRACE32はブレークポイントにヒットするとシステム全体を停止させます。お客様はシステムの状態を検査し、停止した時点の状態からターゲットをスタートすることができます。

このように、ユーザーは、ブートローダ、カーネルルーチン、割り込みハンドラ、ユーザープロセス、ライブラリを含む、ターゲットソフトウェアのすべてのパーツをデバッグすることができます。さらに、ユーザーは上記すべてを同時にデバッグすることができるため、ソフトウェアインターフェース、プロセス間通信、その他メッセージングサービスを簡単にデバッグすることができます。

TRACE32デバッガには、使用されているCPUおよびOSに対する強力なMMUサポート機能が含まれています。MMUテーブルのレイアウトと位置を識別し、現在のCPUステートからは独立してデバッガ自体で仮想アドレスを解釈することができます。このため開発者は、ハードウェア MMUにマッピングされているか否かに関係なく、システムの各プロセスのコードおよび変数にアクセスすることが可能となります。また、開発者は同時にすべてのプロセスにアクセスすることができます。TRACE32は、VxWorks RTPだけでなくWind River Linuxプロセスもサポートしています。

TRACE32はウインドリバー社が提供する仮想化機能もサポートしています。デバッガは、「ハイパーバイザモード」や「ゲストモード」と通常呼ばれる特殊なCPUアクセスモードを切り離します。例えば、ハイパーバイザモードでブレークポイントを設定して、ゲストOSでシングルステップを実行するといったように、両方のモードを同時にデバッグすることができます。同様に、ハイパーバイザとゲストOSの両方に認識機能を読み込むことも可能です。

CPUのリアルタイムトレース機能が利用可能な場合(例:ARM ETM、PowerPC NEXUS)、ローターバッハ社はこのトレースを記録するツールも提供しています。この記録により、TRACE32はタスクのランタイム、関数のランタイム、または関数のコールグラフを包括的に解析することができます。この機能を使用すると、ボトルネック、時間のかかるコードセクション、または予期せぬタスクの推移などすべてを、実際にアプリケーションがハードウェア上で実行されている間に見つけることが容易になります。TRACE32は全体のプログラムの流れを記録しているため、コードカバレッジ解析を作成することができます。この解析は、関数またはソースコードレベル、さらにはオブジェクトコードレベルにおいて作成することができます。多様なファイル形式にエクスポートすることで、外部ツールで要件や仕様に合わない結果をチェックするなど、更なる解析を行うことができます。

ウインドリバープラットフォームに対応した TRACE32のOS認識機能は無償で提供されます。既存、新規何れのお客様も費用を掛けずに追加された機能をご活用頂けます。



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Last generated/modified: 27-Mar-2015