フィジカルトレースポート解析


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はじめに
ローターバッハのアイファインダーでターゲットハードウェアをデバッグ


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はじめに


    ローターバッハのTRACE32ソフトウェアをAutoFocusプリプロセッサと組み合わせることで、ユーザはフィジカルトレースポートの詳細解析を行うことができます。アクティブ状態となっているトレースポートチャネル全てのレファレンス電圧のデータアイを表示するtest.ShowFocusウィンドウに加えて、第3次元を可視化するtrace.ShowFocusEyeというもう一つのウィンドウがあります。時間(x軸)の他に、チャネル(y軸:trace.ShowFocus 、z軸:trace.ShowFocusEye)、データレファレンス電圧はtrace.ShowFocusEyeウィンドウのy軸に表示されており、それによりユーザは(AutoFocusプリプロセッサ内で)トレースチャネル全てのデータアイを見ることができます。

 
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ローターバッハのアイファインダーでターゲットハードウェアをデバッグ


    trace.ShowFocus(アイ)ウィンドウは、トレースポートにおける各種動作に関する情報を入手します。ターゲットCPUが作動していない場合は、トレースポートにおける動作を発生させるために、ターゲットRAMにテストプログラムがダウンロードされます。CPUが作動している場合は、データアイ情報は実際のアプリケーションから採取されます。
    これは、ターゲットハードウェア自体のデバッグのための強力な機能です。以下の例では、複数のドライバを同じ行でどのように検出されたかを示しています。
    この例では、ユーザはターゲットボードの特殊ハード機能をオンにする際にフローエラーを確認しました。この機能がオフの時は、トレース結果にエラーはありませんでした。この機能をオン、オフにしてデータアイをスキャンすることで、その理由が明らかになりました。

    この機能がオフの場合、trace.ShowFocusEyeを使用して全てのトレースチャネルのデータアイがスキャンされました。これは、プリプロセッサ(アクティブ)の終端がオフにされた際に (command: trace.TERMination OFF)TP1を除いた全てのトレースチャネルが、論理ゼロクロス0V、そして論理1クロスから1.9Vになったことを示しています。しかしながら、TP1は論理ゼロクロス0.9V(出力ドライバ電圧レベルの約50%程度)になりました。通常は、ユーザはレファレンス電圧を0.9より大きい値に設定しているため、この機能がオフの場合はTP1信号が正論理として検出されました。







    データレファレンス電圧を0.9に設定(command: a.THRESHOLD <clk_value> 0.9)した場合、TP1が確実に有効データを送信できるサンプリンポイントが全くないということを示しています。



    この機能がオンの時には、TP1は反対の動作を示していました。論理ゼロは0Vにおいてであり、論理1は1Vの周辺でした。(出力ドライバの電圧レベルの約50%程度)ユーザとそのデータレファレンス電圧が、0.9Vより大きい値に設定されているので、この機能がオンの時、P1信号は正論理でありませんでした。そのため、トレース結果にはエラーが含まれました。







    ここで注目すべき重要な点は、この振る舞いはターゲットハードウェアのエラーにより生じており、このエラーはローターバッハツールセットの詳細解析機能で検出することができるということです。ターゲットボード上には、2つのドライバが(ほぼ同等のドライブ強度)同一のネット上で作動していました。最初のドライバは、実際のTP1 トレースポート信号であり、もう一つのドライバは、この機能がオフの場合は論理ゼロで作動し、オンの場合は論理1で作動しました。



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Last generated/modified: 19-Oct-2016